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スウェーデンハウス、子育て、料理、暮らしのこと
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2024/05/05 (Sun)
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2009/09/16 (Wed)
先日、『妻のきもち』という本の感想を書きました。『妻のきもち』は、妻の立場に偏りすぎかな、という感想だったのですが。

その本の、反対側にあるのが、この本です(笑)。反対側過ぎて、ちょっと笑えます。

「妻」が、もう、こてんぱんにやられてます。

著者は、夫婦問題の相談にのる仕事らしいのですが、ここまで片方に厳しくて、仕事が成り立つのだろうか・・・と心配になるくらいです。

相談者からの手紙を紹介し、その言動の駄目な部分を、ばしばし指摘する、というコーナーも(何だか、陰口を聞いてるみたいで、嫌な気分になります・・・)。

携帯のメールを盗み見たり、カバンの中を探したりする、ぶくぶく太る、嫉妬、逆ギレ、等々。
夫の愛情が無くなるのは、そういった妻のモンスター的態度が原因!と断定しています。

確かに、一理あると思います。気をつけよう、と思います。でも、厳しすぎます、二松さん・・・。

もうひとつ違和感があったのが、やたらに、男性側がその気にならないセックスレスの問題に言及していること。問題の設定、原因の分析が、一面的すぎると感じました。

そういいながらも最後まで読んでしまったので、まあ、二松さんの勝ちなのかも知れません。インパクトはありました。

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2009/09/12 (Sat)
実は、下北半島は、私たち夫婦の大学時代の想い出の地です。

大間にも、約20年前に何度か訪ねているのですが、その当時は「大間のマグロ」というのは、今ほど有名ではなかったように思います。

資料によると、昭和50年~平成5年頃までは、非常に水揚げが少なかったらしいので、そのためでしょうね。

今は、マグロといえば、大間ですね。

本州最北端、大間崎まで行くと、道沿いに、何軒もマグロ販売店や食堂が。

と言っても、大間ブランドのマグロが常に食べられるわけではなく、他の海域で獲れたマグロで補っているようです。

aomori15.jpg まあ、気分の問題ですから、とりあえず、大間に来たならマグロを食べよう!と。

お昼を食べたのは、「かもめ食堂」というところ。
どどーんと、マグロ丼。








aomori14.jpg他に、マグロ・いくら・イカ刺し丼やら、ウニ丼やら、いただきました。

お店の主人らしい方が、「芸能人が色々訪ねてくるんだよ~」、と、実名をあげながら、一生懸命他のお客さんに語りかけているのを聞きつつ(笑)、おいしく食べました。





aomori16.jpgこれは、道路沿いの他の店先にて販売していたマグロ焼き。鉄板で焼いていて、超おいしそう、食欲をそそります。

2種類買って、北海道に向かう海を眺めながら、家族で食べました。





aomori27.jpg珍しいことなのか?この日、海に蜃気楼が見えました。

それがこれなんだけど。中心部に、うっすら何か、見えるんですけど。

夫が蜃気楼だと言うのだから、確かにそうなのでしょう。

人生で生まれて初めて見ました。





2009/09/07 (Mon)
おそれざん。

今回の旅のメインは下北半島。2日目は、恐山に行きました。

お呼びしたい霊があったわけではなく、観光として行かせていただきました。

むつ市内から、恐山に向かう途中は山中のうねうね道で、暗く、頻繁にお地蔵様が道ばたにいらっしゃるもので、どんどん、霊山ムードが高まっていきます。

aomori12.jpg
その山道を走り抜けると、まず見えるのが三途の川。

昔話に出てくるような半円形の橋がかかっているのですが、川の色が、瑠璃色というか・・・、不思議な蒼い色をしています。

いきなり、異空間な感じです。




aomori25.jpg
恐山の説明看板。入館料を払い、いざ恐山へ。










aomori13.jpg端的に言えば、硫黄の香りが強く、温泉地域なわけですが、広範囲に広がる白濁した岩、ところどころに吹き出す白煙、遠くには静かな湖・・・。

やはりここは、特別な場所であると感じさせる雰囲気がたっぷりです。

見渡す限り現代的な建造物がなく(電線とか)、別の時代に迷い込んだ不思議な感覚もあります。

多数、お亡くなりのなった方の氏名や住所の入った小さなお墓やメッセージがおいてあり、早世された方の年齢を見ると、残された人の思いを感じ、胸が痛みます。

aomori26.jpg
風車も多数。恐山的風景です。

お祭りも終わった平日でしたが(8月)、イタコの口寄せも1組だけ行われていました。

廊下から少し見せていただいたときは、若い人も含めたご家族が正座して聞いていました。

帰りには、無料の温泉にも入りました。すっごく効能ありそうな乳白色で、ちゃんと男女別の、風情ある温泉です(洗い場はありません)。


余談ですが、むつ市といえば、「ヘビの神様」と言われる木村藤子さんがいらっしゃいますね。今回、木村さんにお会いしたい気持ちもあったのですが、おそらく予約が困難なことと、おいそれと相談してはならないという気持ちもあって、遠慮しました。

「気づき」に関する本は何冊は読ませていただいており、深く共感しています。いつかはお会いしてみたいな、という気持ちもありますが、著書を参考にした生活を過ごすことを、当面の目標にしていこうかな、とも思っています。


2009/09/03 (Thu)
009年夏、千葉から、はるばる青森県下北半島まで、車で旅をしました。

のべ走行距離は、2200キロ!ワタシが運転したのは、30秒だけ。
夫、スバラシイ。

高速道路1000円!ありがたし。片道1万円引きでした。

出発は夜9時半頃で、休憩を入れながら、朝8時頃には青森県八戸市につきました。

最初に立ち寄ったのは、「八戸市営魚菜小売市場」。

JR陸奥湊駅のすぐそばにあります。市場には駐車場はありませんが、近隣で、1回500円などの民間駐車場あり。

aomori06.JPG甘エビー!

こういった、お刺身、お魚、乾物、名物いちご汁の缶詰等々のたくさんの品が、市場の中にたくさん並んでいます。

この甘エビは500円。新鮮でおいしかったです、マジで。



aomori07.jpgウニー!

これも確か、500円。貝に山盛りのせてあります。冷凍してあるものだったのが、ちょっとがっかりだったけど、仕方ないか。

マナ(6歳)、ウニ大好きなので、これを皮切りに、旅行中、ウニ丼を4回位食べました。

市場の中に、巨大炊飯器とテーブルがあり、買ったものをおかずにして朝ご飯を食べることが出来るという素敵なシステムです。


aomori08.jpg続いて、八戸市の名所のひとつ、蕪島へ。

ウミネコという鳥がたくさんいるのが有名で、この小さな島が白くなるほど群れるわけですが、ウミネコは、8月には旅に出るらしい。

訪ねたのは8月中旬、既に旅だっていて、ウミネコはいませんでした。蕪島神社に参拝。

マナ(6歳)が占いをやりたいと駄々をこねましたが、「じゃ、旅行中のお土産はこれだけで良いかな?」と問いかけ、あきらめさせました・・・。

aomori10.jpgここ、おすすめです。種差海岸近くの「葦毛崎展望台」というところ。

石を積み重ねた展望台で、まるでジブリ作品に出てくるような素敵な景色です。

駐車場のところには、ソフトクリームや軽食を売る喫茶店があります。

展望台からは、海。 絶景です。



aomori24.jpg種差海岸。

芝生の海岸として有名らしい。海に流れ込む小川があり、子ども達は葉っぱの舟を流して追跡、という遊びに熱中。

写真の3人がうちの子達。

芝生にシートをしいてのんびりできて、この日は天気もよくて、とっても気持ちの良い時間が過ごせました。


aomori11.jpg種差海岸前の道路沿いに、いくつか食堂があり、磯ラーメンが名物になっています。

食べたのは、道路沿いから少し離れた「波光食堂」です。
テーブルと座敷があります。

ウニやホタテなどがのっていて、780円だったような(近隣の別店舗は、もっと豪華気味でもっと高い)。

スープも磯の香りで、とてもおいしかったです。







2009/08/10 (Mon)
何となく興味をもって予約して借りたこの本。

自分の仕事(ケースワーク)の教科書になるような物語でした。

波さんと、ハルさんという、2人の女性ホームレスの人生と、自立を描いたルポルタージュです。

書き手は、記者ではなくて、ホームレスの相談、自立支援を行っているボランティアです。

2人の女性は、住まいを得て、自立してゆくのですが、それを支える人たちとして、保健所の保健師や医師、福祉事務所のケースワーカー、町の高齢者福祉課職員、そして、ボランティアとしての著者がいます。

何より素晴らしいのは、上に立って助ける、というやり方ではなくて、横に寄り添い、ある時は後ろからついていって、本人の想いを尊重しながら関わっていることです。

これは、言葉にするのは簡単ですが、実際にそれを行うのは大変なスキルや視座が必要です。

また、関係する人々のネットワーク構築がうまくいったときに、奇跡のように、物事がうまく運ぶ、ということが分かります。

本では、うまくいったところだけではなくて、長期的な支援の難しさも分かりやすく示しています。


波さんは、知的なハンディキャップがあって、それに関する支援が受けられないまま大人になり、性を売ったり、男性に搾取されたりしながらホームレスになった人。ホームレスの状態で妊娠し、テレビに報道されました。

ハルさんは、3人の子どもが成人するまで立派に育てて、生活出来る家があったのに、捨ててホームレスになった人です。

著者の関わり方は、専門的なスキルを持った、でも彼女たちにとっては、とても親身な友人(あるいは姉)のような存在になっています。

ケーキや、マフラーの差し入れ、など、私たち行政スタッフには出来にくい所もさらっと出来ていてうらやましい。

また、本人を納得させるために、同じホームレスの人をキーパーソンと見込んで、ケース会議に参加してもらう、という展開も、まあ見事で素晴らしいです(その判断が成功に導きます)。

個人情報、守秘義務の壁、というのが現実にあるのは確かですが、こういった人と連携を組めれば、より多くの人の生活を、より、実質的に支えていけるのかもなあ・・・と思いました。

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自己紹介:
北国の山に囲まれて育ち、今は山のない関東平野に住んでいます。夫、子ども3人(ボン13歳 ヒメ8歳 マナ6歳)、自分の母と暮らしています。フルタイムワーカーでもあり、大忙しで日々が過ぎてゆきます。
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