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スウェーデンハウス、子育て、料理、暮らしのこと
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2024/05/05 (Sun)
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2009/07/19 (Sun)
西日本や東日本は、荒天との予報でしたが、関東地方は風は強いものの気持ちよく晴れています。

IMG_3470.JPG本日の庭。ひざしが強い。でも風があるので、しのぎやすいです。











IMG_3471.JPG 庭の花1。母が育ててるので、何の花かも知らない、無粋な人です。

すごい有名な花?だったら恥ずかしいですねえ・・・。








IMG_3472.JPG 長男ボンは、今日も陸上競技の大会へ。相変わらず土日も5時台に起きて、弁当を作る日々です。

夫は車検(母の車の対応をしてくれている。感謝)。

ヒメ達は読書や、リカちゃん人形あそび。

テーブルの上にミニタオルによる布団をしいて、派手派手リカちゃんが3人寝てます






IMG_3473.JPG 野菜も、採れ始めています。

きゅうりが現在大量生産中。ごま、みそ、マヨネーズとか、みりん・みそ・砂糖とか、タレを作ってはスティックきゅうりをよく食べてます。

トマトも成長してきました。自然の中の赤はきれいです。











IMG_3475.JPG 庭からみた自宅。

ウッドデッキには、よく見ると、こどもチャレンジのおじぎ草が。

この写真を撮る直前、けっとばして半分土をこぼしてしまいました。大ひんしゅくでしたが、ヒメ達、やさしく許してくれました(^^;)








夏休み、始まりましたね。

ヒメ(小3)の通知票評価欄には「誰にでも優しく」とのコメント。

思えばボン(中1)も、小学校時代に、もっとも多かった生活面評価が「誰にでも優しい」というものでした。

先生の定番コメントなのかな?実は。

でも、母としては嬉しい評価です。

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2009/07/18 (Sat)
引っ越して7年4か月。台所の水道が壊れました

松下電工のサラサラシャワー混合水栓 品番SUC46SKS1 というものです。水栓の先にシャワーも使えるヘッドがついていて、ビヨーンと引き出すことが出来るタイプです。

2002年頃に建築したスウェーデンハウスでは、割とよく使われている装備なのではないかと。

台所の下に、お鍋などを入れる引き出しがあって、その奥に水栓の給水パイプがあるわけですが、そこが、水漏れてる~。

排水ではなくて、水を流すときに、水漏れすることが分かりました。

夫が、分解しながら原因を探求したところ、
IMG_3463.JPG






←写真その1

ここの、さきっぽのところから、じょわじょわと水が漏れることが判明。ここから、内部を伝って、下に水が漏れていたわけです。




IMG_3462.JPGこれが、先についているシャワーヘッド。

夫、メーカーから、部品発注リストを取り寄せました。自力で修理する予定。

今のところ、写真その1の状態で水道を使用すれば、パイプを伝わらず、水漏れしないので、この状態で台所使用しています。

欠点は、シャワーヘッドがないことで、遠慮会釈なくものすごい勢いで水が出てくるため、何をするにも、洋服に水が跳ねる・・・(笑)。

つまり、シャワーヘッド使用というのは、水圧か?水量が多いということでしょうかね。

まあ、7年も住んでるのですから、故障してもおかしくありません。


2009/07/14 (Tue)
物語の奥に、その著者ならではの世界観が広がる人。

大抵はそうなんだろうけれど、それが色濃く、くっきりと現れる作家というのは、今、それ程多くないのではないかと思います。

個人的には、村上春樹が筆頭ですが、小川糸さんの小説も、独特の世界観があります。

この物語は、谷中が舞台になっているのですが、その描き方が細やかで、もし小川さんが谷中に住まずにここまで描けているとしたら、すっごいなあ・・・、プロだなあ・・・と感嘆せずにはいられません。

ストーリーは、谷中でアンティークの着物屋さんを営む栞さんと、客としてお店を訪れた春一郎さんの恋愛が軸になっています。

『食堂かたつむり』と同様に、食が大切に描かれていて、谷中の街の美しさや住む人の暖かさもあいまって、読後にほんわかと幸せ気分になる物語になっています。


ただ、個人的には、ひとつ気になることが。

春一郎さんのあり方が、「女子(女性ではなくて)の好む男性像」の範囲を出ていない、と感じます。

男性としてのリアリティが薄いように思います。

春一郎さんが高所恐怖症であることをきっかけに手をつなぐエピソードが、ちょっと、興ざめる。

それから、初めて2人で一夜を過ごす晩に、精神的な深まりを示す象徴的エピソードはあるものの、男性は、こんな感じで好きな人と夜を過ごすでしょうか??と思いました。

とはいえ、なんだかんだ言っても、全体的には良い本です。

読んだ後、しばらくは小川糸ワールドの、素敵な女子になった気分になれます。

女子にお勧めです。


2009/07/12 (Sun)
末期ガンによりあと数ヶ月の命との宣告を受けた46歳の著者が、2007年9月に所属していた大学で「最後の講義」を行いました。

この本は、その、最後の講義を行うまでの過程や、さらに伝えたいことをまとめたものです。


講義のテーマは、「子どもの頃に描いた夢を実現するために」。

この本の中でも、自分の夢をどのように実現してきたか、具体的なエピソードを交えながら、生きるうえで持つべきスタンスを伝えてくれています。

ある意味、自己啓発本。

闘病記、死にゆく自分に関することではなくて、「人はいかに生きていくべきか」。

そういった内容である理由は、まだ幼い我が子達に、父がどのように生きたかを伝えたいからです。

「最後の講義」の最後でも、「この講義は、自分の子ども達に向けたものでもあるのです」とコメントしています。


子どもの大切な時期のおりおりに、自分が立ち会えない、自分からのメッセージを伝えられないつらさ。幼い子を残して先立つことの、最大の哀しみだと思います。それを、講義や、本という形にして、出来る限りのメッセージを伝えようとしています。

父が、いかに生きてきたか、人生をどう考えているか、という具体的メッセージを描きながら、全体をおおっているのは、限りのない愛情。

妻と、3人の子ども達に対する、限りない愛情が、講義にも、本にもあふれています。家族愛って、すごいなあ・・・と思いました。

そのことに、感動を憶える本でした。


2009/07/10 (Fri)
中学1年生、ボンの教科書に載っていた、『オツベルと象』。

国語の授業で、読後に分からないところを提出しあい、それに対して自分の意見を考えるという宿題があるのだが、やっぱりさっぱり分からない、というので、母も「どれどれ」と読んでみました。


そしたら。  

・・・すごい。宮澤賢治様、すごすぎる。言葉をつむいでいくことで、こんなにあっという間に、独特の世界に連れて行ってくれる。それでいて、ストーリーが、超・含蓄に富んでいる。

さすがです。


中学生の最大の疑問は、「最後の一文の意味が分からない」というものだったようです。


オツベルは、経営する仕事場に迷い込んできた白象をてなづけ、その善良な心につけこんで、手かせ足かせをつけて働かせる。オツベルを信じ、頑張りに頑張って働きすぎて、やせ細った象は、突然に現れた「赤い着物の童子」に手紙をゆだね、森の仲間に渡してもらう。

それによって象の襲撃を受けて、オツベルは死んでしまうのですが、そういったストーリーの最後に、突然、「おや、川へはいっちゃいけないったら」という一文が来るのです。

その、唐突な最後の一文が、この物語全体に、不思議なベールをかけていて、鳥肌がたつ位です。


その文章の解釈や如何に?と息子ボンと議論したのですが、私は、白象がオツベルに「川から水を汲んでくれ」と頼まれるくだりがあることから、オツベルから解放されてもなお、白象は、ふらふらと川に行ってしまったのかな、と答えました。

しかし、ネット上においては、物語の冒頭に「牛飼いがものがたる」とあることから、その聞き手が川に行こうとしたのを止めたものではないか、という解釈が主流なようです。

確かにそれも、すごく筋が通っていますね。


答えは、作者の中にしかないのかも知れないけれど、こういった、よく意味の分からない不思議な文章があるというのも、宮澤賢治の魅力かと思います。


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みかづき
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女性
自己紹介:
北国の山に囲まれて育ち、今は山のない関東平野に住んでいます。夫、子ども3人(ボン13歳 ヒメ8歳 マナ6歳)、自分の母と暮らしています。フルタイムワーカーでもあり、大忙しで日々が過ぎてゆきます。
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