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スウェーデンハウス、子育て、料理、暮らしのこと
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2024/05/05 (Sun)
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2009/09/29 (Tue)
先日、香山リカさんの『親子という病』に、イマイチ共感出来ない、という感想を書いた訳ですが。

この方もまた、女性精神科医ですが、親子関係を重視し、なかでも父親の果たすべき役割、父親のあり方が子どもに及ぼす影響について、様々な症例をもとに分析しています。

香山先生が反論していた、「家族は小さな社会」との記述も見られます。

精神科医の世界では、過去の親子関係に着目するのではなくて、現在の症状の緩和に焦点をあてるのが主流、というのが香山先生の説明でしたが、そうなると、上村先生の主張は非主流なのかな・・・?

でも、基本的に共感しやすい内容でした。

一番ぐっときたのは、「子どもの心配な症状を改善するには、父親は、母親である妻をしっかりサポートすること」という内容。

子どもに心配な症状が出てきたとき、父親は、逃避したり、妻に責任を転嫁したり、子どもをむやみに叱責したり、する場合が多いような気がするのです。

そんなとき、「妻を支えよう!」という夫婦の団結ぶりが、確かに間接的に子どもを支えることになるような気がします。

他にも、父からも子どもに、存在感を肯定する愛情メッセージ(「無条件に生きていてもいいんだ」という自己肯定感を育てるメッセージ)を送ることが大事、等々のことが書かれています。

思春期の父が読んでもいいかも知れないけれど、赤ちゃんがこれから生まれる・生まれたばかりの新米パパが読むとよいかも!と思いました。

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2009/09/28 (Mon)
「ディズニーランドで本当にあった話」であれば、すごく感動するエピソード満載で、涙なくては読めないです。

しかし、一部のエピソードに盗用があった疑い、との報道。そうなると、この種の本の価値は、8割引位になってしまうように思います・・・。

そういった報道が出る前に図書館で予約し、報道が出て数ヶ月後に順番が回ってきました。うちの市の図書館では、貸出禁止等の扱いにはなっておらず。

著者は盗用に反論しておられるらしく、ネット上に様々な議論がとびかっていますね。


いずれにしても、ディズニーランドの精神、というのは、十分伝わってくるように思います。各エピソードの後に、ディズニーランドの基本的スタンスを紹介しているので分かりやすい。

ホスピタリティー、柔軟性、夢を与えるための努力。

TDLは本当に、「人間の持っている力って素晴らしい」と感じられるところですね~。

我が家、TDLまで1時間。幸せなことです。


2009/09/26 (Sat)
父と息子。母と息子。父と娘。母と娘。

親子の密着、親の強い束縛を示す様々な事例、親殺し事件、歌などの作品を紹介しながら、現代人は、母性とか、親の存在とかを重視しすぎ!という理論を展開しています。

「自分が駄目なのは、こんな親に育てられたから」という風に親子関係に原因を帰属して、そこから抜け出せない人たち。

成人になっても、中年になっても、老年になっても、そこにとらわれ続ける人たち。

そんな人たちに向けて、「親子関係は全て、治療不可能な病のようなもの。でもまあ、その影響は、考え方次第で軽減できる。そこだけにとらわれすぎずに、自分を解放しながら生きてみましょう」というメッセージを示しています。

精神科医として、現在抱えている問題を解決する方法としては、有効なのだろうなと思います。


ただ、全般的に、いまひとつ、共感出来ない。

母の愛に感謝する様々な作品や、皇太子の「家族は社会の最小単位」という発言に対しても批判的反応をしていますが、そこって、そんなに問題か?と思ってしまう。

そこに病理はないだろう・・・と思う私が鈍感なのか。


でも、「親子という病」に結論に持って行くために、若干、無理な分析と論理展開をしている、という感が否めません。

私自身が、「結局、親子関係ってすごい、影響力あるぞ」と、考えているせいもあるかもしれません。
反論であっても、同感であっても、いずれ、色々と考えさせられる本ではあります。


2009/09/23 (Wed)
青森の旅、最終日は、下北半島の右上頂点にある、尻屋崎灯台へ行きました。

尻屋崎灯台に入るには、途中にゲートがあり、時間制限があるので要注意です。

尻屋崎には「寒立馬(かんだちめ)」がいることで有名。

どんな風にお馬さんがいるのやら?と思ったら、ゲートを過ぎて、灯台に行くまでの路上に、いきなり、20頭位がわさわさといました。

aomori22.jpg
これがその一頭。

間近です。

芝生の奥は崖で、崖下には海が広がっています。

道路と芝生をへだてるものはなくて、芝生にも道路には、お馬さんがわさわさいて、なかなかおもしろかったです。







aomori23.jpg 尻屋崎灯台。

空の青に、真っ白い灯台が映えております。

灯台内部が開放される時期もあるらしいのですが、訪問時(2009年8月)は、内部には入れず、周辺を歩けるのみでした。

晴天だったこともあって、海がきれいで、景色が素晴らしかったです。








* * *

aomori21.jpgおまけ。

「けいらん」という、青森県の郷土料理。

中にあんこの入ったおもちが、出汁のきいたおしょうゆベースの汁に入ったものです。

もちの甘さと、汁のしょっぱさが、不思議な味わい。

aomori28.jpgおまけ2。

きっと、誰も知らない。ネット上でも、誰も発表していないと思われる。

大学時代、先生と学生達が定宿にしていた下北半島の民宿です。

今回、この「まるめろ荘」を発見する!というのも、私たち夫婦の楽しみのひとつでした。

もう、廃業しているとは聞いていたのですが、周辺や建物の様子から、絶対これが「元まるめろ荘だ!」と思い、撮らせていただきました。

この民宿、宿泊者と、民宿を経営されているご家族が、洗面所などを共有して使うという、超アットホームなところでした(笑)。

ここでいただく食事が、むちゃくちゃおいしく、ワタシはここで、ウニを食べて、「ウニって、こんなにおいしいものだったんだー!」と、ものすごくびっくりした想い出が。

まるめろ荘に感謝。青春の日々を想い出しました。


2009/09/19 (Sat)
下北半島の旅。是非行きたかったのが、仏ヶ浦と脇野沢。

仏ヶ浦。

大学時代(20年前)、大学の調査研究のついでに、先生の車に乗せられて来たものの、ワタクシ、うねうね道ですっかり車酔いしてしまい、仏ヶ浦駐車場にて待機して回復を待ったという深い想い出が。

その時、一緒に来ていた夫(当時はクラスメート)は、先生やその他の学友とともに、しっかり見学したのですが。

そのリベンジ!のために、今回是非見たかったのです。

* * *

aomori17.jpg海からみた仏ヶ浦。

仏ヶ浦の北にある「佐井村」というところから、仏ヶ浦を遊覧する船が出ています。

今回、夫だけが車で佐井村~仏ヶ浦を走り、ワタシと子ども達3人が遊覧船にのる(つまり片道が遊覧船、帰りは車)というプランに(ワタシの車酔い再発防止か?夫に感謝)。

片道1200円、子どもは半額。往復は2300円です
(2009年8月現在)

aomori18.jpg船を下りると、船のスタッフが案内をしてくれます。岩の名前や由来、恐山との関連など知ることが出来ます。

もうひとつ、遊覧船の良いところが!

車で来た場合、駐車場から仏ヶ浦の昇り降りというのが、かなりの難行!

行きは降り、帰りは昇り、ということになるのですが、急な階段を片道15分位は往復しなければならないのです。

遊覧船は、仏ヶ浦にある船着き場につき、そこから佐井に帰れますので、見学に伴う労力が、かなり軽減されます。

ともあれ、仏ヶ浦は、素晴らしい景色でした。

階段昇降があっても、見る価値があると思います。階段を昇るのも、駐車場に到達すると、一種達成感があり、気持ち良いものです。

駐車場近辺、20年前に、気持ち悪い・・・と思いつつ、みんなが昇ってくるのを待っていた景色と、ほとんど同じで、懐かしかったです。

* * *

脇野沢、は、夫の卒論の関係で深い縁があるところで、とても懐かしい想い出の場所。
約20年ぶりの訪問。

中学生になった長男を筆頭に、3人の子を伴って行く、というのも、感慨深いことでした。

aomori19.jpg脇野沢の名所。

くじらにしか見えないように思いますが、「鯛島」です。すごく、かわいいですよね。

20年前にも見た、同じままの姿でした。







aomori20.jpg脇野沢は「北限のニホンザル」がいることで知られています。

道の駅になっている「リフレッシュセンター鱈の里」というところに、ニホンザルがいる「野猿公苑」があります。

入場料を取る自販機などの仕組みがありながら、「無料でいいよ~」って、おじさんが。おおらかです(笑)。

ちび猿等々、たくさんの猿がいて、いたずらしたり、遊んだりしています。

他に、イノシシの館もあり、イノシシが飼われています。

鱈の里では、イノシシのレトルト丼が売られていたりします。
脇野沢、地味だけど、いいところですよ。
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みかづき
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女性
自己紹介:
北国の山に囲まれて育ち、今は山のない関東平野に住んでいます。夫、子ども3人(ボン13歳 ヒメ8歳 マナ6歳)、自分の母と暮らしています。フルタイムワーカーでもあり、大忙しで日々が過ぎてゆきます。
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