スウェーデンハウス、子育て、料理、暮らしのこと
2009/08/05 (Wed)
河合隼雄先生は、日本で最も、対談の上手な方だったのではないかなと思う。
対談のパートナーが投げかける問いに対して、素晴らしく的確に、おもしろく、レスポンスを返してくれる。
2人の対話は、掘り下げられ、深まっていって、ちゃんと、たどり着くべきところにたどり着いていく。
読んでいると、やはり、河合先生は、希有のカウンセラーなのだ、ということを実感させられる。
1対1で向かい合うときに作り出される世界、というのが、暖かく、読んでいるだけで居心地が良い。これは、河合先生のパワーだと思う。
でも、この本は、本当に残念なことに、たどり着く直前で、終了してしまっている。「次はこんな話をしましょう」という言葉を先生は残したまま、その2か月後に、先生は言葉が発せられない状態になってしまったから。
最後の小川洋子さんの文章には、その残念さが、にじみ出ていて、胸を打たれる。
私は心理学出身なので、河合先生のことをすごく尊敬していて、その偉大さは、美空ひばりさんなみ!と思っていた。
亡くなられたことが本当に残念。
対談のパートナーが投げかける問いに対して、素晴らしく的確に、おもしろく、レスポンスを返してくれる。
2人の対話は、掘り下げられ、深まっていって、ちゃんと、たどり着くべきところにたどり着いていく。
読んでいると、やはり、河合先生は、希有のカウンセラーなのだ、ということを実感させられる。
1対1で向かい合うときに作り出される世界、というのが、暖かく、読んでいるだけで居心地が良い。これは、河合先生のパワーだと思う。
でも、この本は、本当に残念なことに、たどり着く直前で、終了してしまっている。「次はこんな話をしましょう」という言葉を先生は残したまま、その2か月後に、先生は言葉が発せられない状態になってしまったから。
最後の小川洋子さんの文章には、その残念さが、にじみ出ていて、胸を打たれる。
私は心理学出身なので、河合先生のことをすごく尊敬していて、その偉大さは、美空ひばりさんなみ!と思っていた。
亡くなられたことが本当に残念。
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