スウェーデンハウス、子育て、料理、暮らしのこと
2009/10/01 (Thu)
最近、親子に関する数冊の本(『モンスターワイフ』 『親子という病』 『お父さん こっちを向いて』)を読みついで来たのですが、中では、この本が、最も家族の病理や、親のあるべき姿というものを、しっかりと描いていると感じました。
身内による犯行(親殺し、子殺し、孫殺し、配偶者殺し、家族皆殺し)の事例を、数多く紹介しています。
日本中が知っているような著名な事件の他に、ほとんど知られていないけれども、すごく興味深い事件も。
紹介事例が多いので、ひとつひとつは短い文章構成なのですが、説明や掘り下げ方、分析が的確で、非常に分かりやすい。
事件は、単なる新聞記事のまとめ、ではなくて、著者自身による取材がきっちりなされています。
身内殺しという異常な行動の背景に、子どもへの虐待(自覚・無自覚問わず)、配偶者間暴力、母親の強力なエゴイズムなどがある・・・ということを、実感出来ます。
家族って、人を育む土台であるわけですが、その土台に毒があるとき、人を枯らしたり、破壊したりする凶器になる。
人の感情、情念というのは怖いなあ・・・、と実感させられます。
しかも、それが凶器になっているとは、大抵の親は気付いていない。
一見、健全な普通の家庭、社会的地位の高い親にも深い病理が隠れていて、子どもの生きる権利をめちゃくちゃに破壊している場合がある。
自分自身も、親としてのエゴイズムを子どもに押しつけていないだろうか。
子どもの心を知らず知らずのうちに痛めつけていないだろうか。
と反省させられる内容でした。
身内による犯行(親殺し、子殺し、孫殺し、配偶者殺し、家族皆殺し)の事例を、数多く紹介しています。
日本中が知っているような著名な事件の他に、ほとんど知られていないけれども、すごく興味深い事件も。
紹介事例が多いので、ひとつひとつは短い文章構成なのですが、説明や掘り下げ方、分析が的確で、非常に分かりやすい。
事件は、単なる新聞記事のまとめ、ではなくて、著者自身による取材がきっちりなされています。
身内殺しという異常な行動の背景に、子どもへの虐待(自覚・無自覚問わず)、配偶者間暴力、母親の強力なエゴイズムなどがある・・・ということを、実感出来ます。
家族って、人を育む土台であるわけですが、その土台に毒があるとき、人を枯らしたり、破壊したりする凶器になる。
人の感情、情念というのは怖いなあ・・・、と実感させられます。
しかも、それが凶器になっているとは、大抵の親は気付いていない。
一見、健全な普通の家庭、社会的地位の高い親にも深い病理が隠れていて、子どもの生きる権利をめちゃくちゃに破壊している場合がある。
自分自身も、親としてのエゴイズムを子どもに押しつけていないだろうか。
子どもの心を知らず知らずのうちに痛めつけていないだろうか。
と反省させられる内容でした。
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