スウェーデンハウス、子育て、料理、暮らしのこと
2009/10/06 (Tue)
日本では、1998年からずっと、自殺者が年間3万人を超えています。
この本では、自殺に至ってしまった様々な人々の経過を、テーマ別に紹介しています。失業による貧困、職場におけるパワーハラスメント、過重労働、多重債務、学校におけるいじめ、中小企業経営者の倒産、などなど・・・。
中でも印象に残ったのは、職場におけるパワハラの陰惨さ。毎日、毎日、人格を否定するような言葉を投げ続ける。どんなに健全な心を持った人でも、1か月で心を病むだろうと思うような酷さです。
そういった例が、多数紹介されていて、読んでいるだけで、加害者への怒りでハラワタ煮えます。
また、郵政民営化による過重労働や、職場内の人間関係のひずみなどで、多数の自殺者が出たとの記述も。
小泉構造改革がもたらしたもの。
派遣の問題に比べると、一見分かりにくい郵政民営化の功罪ですが、「罪」の部分が、そうやって、弱いところに負荷をかけていたんだなあ・・・、と知りました。
3万人超。
ひとりひとりには、もちろん自殺に至るまでの固有のストーリーがあるでしょうが、自殺を選択する人がこれだけの数にのぼっているというのは、日本の文化とか、社会構造とか、個人だけに原因を帰属出来ない何かがあるのだと、感じさせられました。
この本では、自殺に至ってしまった様々な人々の経過を、テーマ別に紹介しています。失業による貧困、職場におけるパワーハラスメント、過重労働、多重債務、学校におけるいじめ、中小企業経営者の倒産、などなど・・・。
中でも印象に残ったのは、職場におけるパワハラの陰惨さ。毎日、毎日、人格を否定するような言葉を投げ続ける。どんなに健全な心を持った人でも、1か月で心を病むだろうと思うような酷さです。
そういった例が、多数紹介されていて、読んでいるだけで、加害者への怒りでハラワタ煮えます。
また、郵政民営化による過重労働や、職場内の人間関係のひずみなどで、多数の自殺者が出たとの記述も。
小泉構造改革がもたらしたもの。
派遣の問題に比べると、一見分かりにくい郵政民営化の功罪ですが、「罪」の部分が、そうやって、弱いところに負荷をかけていたんだなあ・・・、と知りました。
3万人超。
ひとりひとりには、もちろん自殺に至るまでの固有のストーリーがあるでしょうが、自殺を選択する人がこれだけの数にのぼっているというのは、日本の文化とか、社会構造とか、個人だけに原因を帰属出来ない何かがあるのだと、感じさせられました。
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