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スウェーデンハウス、子育て、料理、暮らしのこと
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2024/05/19 (Sun)
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2008/02/03 (Sun)
関東地方は、今シーズン初の本格的雪です。北国育ちのワタシは、小さい頃は毎日どっさりの雪と付き合っていましたが、うちの子ども達にとってはやはり新鮮。カーテンを開けた途端に歓声でした。お下がりのスキーウェアを着込んで、一日中外で遊びました。

yuki02.JPG「いーぬはよろこーび、にーわかっけまわり♪」というフレーズを思い出すヒトコマです。とりあえず、むやみにかけまわっています。

「ママも外であそぼうよ」と言われ「ママはネコだからこたつで丸くなります」と回答。



yuki01.JPGいつの間にか、こんな巨大雪玉を製作。うちの狭い庭だけでこんなに作れたのですから、結構な雪量だったように思います。

いつの間にか、夫も手伝わされています。みんなでかかっても動かせないような巨大さです。

ワタシは、ガラス越しに眺めながら、「大きなカブ」という物語を思い出していました。

明日にはとけるかな。関東の雪は短い命です。


*  *  *  *
〈読んだ本の感想:『ホームレス中学生』 著者:田村裕 出版:ワニブックス〉
2007-2008の話題の本。中学生の頃、父が差し押さえにあって家を失い、ひとりで公園で生活するというところから始まる物語。

自分の仕事に照らして考えると、18歳未満という児童福祉法適用年齢の児童がいながら、家庭児童相談室や児童相談所が、当初把握出来ていなかったことに少しびっくり。多分、地方裁判所による強制退去命令だったのでは?と思うんだけれど・・・。連携がなかったのかなあ・・・。

でも、彼にとっては、そのまま兄や姉と離れて児童相談所に保護されたり里親に行かされたりするより、幸せな展開だったのかも、とも思う。大人の視点で「安全」な場所で保護することは、往々にして、子どもの主観的な幸せとギャップがある、とも思っているから。

この本で一番印象に残っているのは、田村さんの母への想い。母とは、何と素晴らしい職業なのだろうと思った。こんなに一途に、かけがえなく想ってもらえることって、他の関係性では成り立ち得ないのではないだろうか。

次に印象に残っているのは、父を恨んでいないということ。これってすごすぎる。親孝行できていないから、戻ってきて欲しいって、言えない。実はワタシも、父子関係は、事情があってかなり遠くなってしまっているのだけれど、今までのことを思うと、親孝行したいと素直には思えないので・・・。麒麟田村さんは心が篤い、と思いました。とても、良い本でした。以上。
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自己紹介:
北国の山に囲まれて育ち、今は山のない関東平野に住んでいます。夫、子ども3人(ボン13歳 ヒメ8歳 マナ6歳)、自分の母と暮らしています。フルタイムワーカーでもあり、大忙しで日々が過ぎてゆきます。
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